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大宮 塚本泰史アンバサダー「経過良好」今季はホームタウン担当も

[ 2016年1月30日 15:00 ]

 J1大宮は30日、塚本泰史アンバサダー(30)が16年シーズンも継続してクラブアンバサダーとして活動することが決定したと発表した。

 浦和東高、駒沢大を経て2008年に大宮入りした塚本氏は、主力選手に成長して迎えた10年のメディカルチェックで骨肉種が発覚。同年3月に人工関節を移植する手術を受け、その後も抗がん治療を行い完治。「もう一度ピッチに立つ」という目標のもと、リハビリを続けている。今年はリハビリを継続しつつ活動を行う予定だが、さらに今季はホームタウン担当としてクラブスタッフの業務も行うことになった。

 塚本氏はクラブを通じ、「昨年はファン・サポーターの皆さまの本当に熱いご声援、ご支援のおかげでJ2優勝・J1復帰を果たすことができました。僕自身もシャーレを掲げさせてもらい、また、久しぶりに塚本コールを聞くことができて忘れられない1年になりました。ただ、これからが大宮アルディージャにとって本当のスタートだと思っています。いつの日かJ1で優勝し、また皆さまと喜びをわかち合いたいと強く思っていますので、この大切な1年を一緒に戦っていきましょう」と力強くコメント。

 「僕も病気になってから丸5年が経ちました。経過も良好です。皆さまからいただいた温かい言葉を励みに、自らの夢のためにリハビリを続け、新たなチャレンジもしていきたいと思っています。そして、微力ですが今まで以上にクラブのために頑張っていきたいと思っています。皆さまにスタジアムやホームタウンでお会いできることを楽しみにしています!今年も1年、よろしくお願いします」とあいさつしている。

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2016年1月30日のニュース