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鹿島が日本代表MF金崎夢生退団を正式発表…移籍元発表から4日遅れ

[ 2016年1月18日 16:08 ]

鹿島退団を発表した日本代表MF金崎夢生

 J1鹿島は18日、ポルトガル2部のポルティモネンセから期限付き移籍で加入していた日本代表MF金崎夢生(26)が移籍期間満了に伴い、ポルティモネンセへ復帰することになったと発表した。ポルティモネンセは14日に金崎の復帰を発表していた。

 三重県出身の金崎は、滝川第二高から2007年に当時J1だった大分(現J3)へ加入りし、10年に移籍したJ1名古屋ではチーム初のリーグ優勝を経験。13年2月にドイツ1部のニュルンベルクへ移籍したが、同年9月にポルトガル2部のポルティモネンセへ移籍した。

 鹿島へは昨年2月に期限付き移籍で加入し、昨季J1リーグ戦で27試合9得点をマーク。G大阪と対戦したナビスコ杯決勝では、貴重な追加点となるゴールも決めて優勝に貢献し、Jリーグのベストイレブンに初選出された。日本代表にも5年ぶりに復帰し、昨年11月12日にアウェーで行われたワールドカップ(W杯)アジア2次予選のシンガポール戦では代表初ゴールを決めて勝利に貢献していた。通算成績はJ1リーグ戦が178試合25得点、ナビスコ杯が27試合8得点、天皇杯が13試合4得点、ACLが15試合5得点。日本代表としては国際Aマッチ6試合1得点となっている。

 金崎はクラブを通じてコメントを発表。「1年という短い間でしたが、本当にお世話になりました。鹿島アントラーズでプレーできたことを光栄に感じていますし、とても楽しかったです。2015年シーズンは、最高のサポーターの応援を背に、あのメンバーと共にタイトルが獲れたことが何よりも嬉しかったです。これからも僕は、自分自身を信じてサッカー人生を歩みたいと思います。そのなかで、いつの日かまたカシマスタジアムに戻ることができれば嬉しいです。アントラーズにかかわるすべての皆さん、そしてサポーターの皆さん、素晴らしい時間をありがとうございました!」とメッセージを送った。

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2016年1月18日のニュース