長友、母校・東福岡の“代理ミラノダービー”勝利に歓喜「優勝して下さい！」

＜星稜・東福岡＞前半４４分、先制ゴールを決める東福岡・藤川（右）

　セリエＡのインテル・ミラノに所属する日本代表ＤＦ長友佑都（２９）が９日、自身のツイッターを更新。この日行われた第９４回全国高校サッカー選手権準決勝で星稜（石川）を２―０で破り、１７年ぶりの決勝進出を決めた母校・東福岡（福岡）に「優勝して下さい！」とエールを送った。

　長友は「東福岡おめでとう！後輩たちやってくれましたね。プレッシャーを跳ねのけ得た結果は大きな自信になります」とまずは母校の勝利を素直に喜ぶと、続けて「優勝して下さい！」と１１日の決勝戦で国学院久我山（東京Ａ）と対戦する後輩たちをストレートな言葉で激励。

　東福岡が準決勝で対戦した星稜は前年度優勝校で、さらに長友にとっては同学年で日本代表のチームメートでもあるＭＦ本田圭佑（２９）が所属するＡＣミランとの“代理ミラノダービー”という側面もあり、両校の対戦が決まった時にはツイッターで「準決勝は圭佑の出身校星稜と対決。長友佑都vs本田圭佑 ＩＮＴＥＲ vs ＭＩＬＡＮ ミラノダービー？これは絶対負けられない！後輩達よ、頑張ってくれー！」とつづっていた。

　それだけに、「僕は今月あるミラノダービー絶対負けられないね」と続けた長友。後輩たちに刺激を受けて今月３１日の“本家ミラノダービー”にさらなる闘志を燃やしていた。