新潟　レオ・シルバ一発退場　ラファエル・シルバ弾で救った！

ナビスコ杯準決勝第１戦 新潟２―１Ｇ大阪

（10月7日 デンカＳ）
　準々決勝で浦和を撃破した新潟が、今度は準決勝第１戦で昨季３冠王者のＧ大阪に逆転勝ちを収めた。

　０―１で迎えた前半３６分にＭＦ山本がゴール前での見事な切り返しから右足で決めて追いつくと、ドロー寸前の後半４５分、カウンターから最後は途中出場のＦＷラファエル・シルバがＤＦ前野のパスをゴール右隅に流し込んだ。

　「ゲームが決まるシーンだと思ったので、ここで決めてやろうという思いでシュートを打った。勝利に貢献できて良かった」とラファエル・シルバ。後半２１分に２９歳のＭＦレオ・シルバがプレーと関係のない場面で相手ＦＷ赤嶺の左足にキックを見舞ったとして一発退場となり、その１１分後の後半３２分から途中出場した２３歳は「特にガンバを相手に１人少なくなるというのは非常に厳しいが、皆が役割をこなし、守備も攻撃もしっかりできてあのカウンターにつながった」と胸を張った。

　それでも「まだ何も終わっていない」とキッパリ。「あと９０分、しっかり地に足をつけて試合に臨みたい」と初の決勝進出を見据えた。