３位Ｃ大阪が首位大宮を撃破　今季初４連勝

Ｊ２第３２節 Ｃ大阪２―１大宮

（9月20日 熊谷陸）
　Ｊ２第３２節は２０日に各地で１１試合が行われ、首位の大宮が３位のＣ大阪に１―２で競り負けた。連敗した大宮は勝ち点は６８のまま。Ｃ大阪は５７とした。２位の磐田は０―０で愛媛と引き分け、５８とした。福岡は２―１で札幌に逆転勝ちし、５４に伸ばして４位となった。

　自動昇格に向け、Ｃ大阪が敵地で大きな勝ち点３を得た。エジミウソンが前半１１分にＤＦ丸橋のクロスから移籍後初ゴール。１―１の後半３０分には、再び丸橋のクロスに飛び込みオウンゴールを誘発し、これが決勝点となった。「ＦＷはゴールをとってナンボ。本当にうれしかった」。首位大宮に競り勝ち今季初の４連勝を飾り、助っ人ＦＷは笑顔を見せた。

　加入から約２カ月。アウトゥオリ監督から個別の２部練習を課されるなど必死に汗を流してきた中で、ようやく結果がついてきた。まだ状態や連係面に課題は多くても、元日本代表ＦＷ玉田が左足の痛みで離脱しただけに、この活躍の意味は大きい。選手全員のハードワークもあり「勝てるチームになっていることを示せた」と指揮官。首位大宮と勝ち点１１差、２位磐田に勝ち点１差に迫った。