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フランツ・ファン・バルコム氏死去 74歳 読売クラブや新潟で監督歴任

[ 2015年9月3日 16:22 ]

 かつて日本リーグの読売クラブ(現J2東京V)や北信越リーグ時代の新潟で監督を務めたフランツ・ファン・バルコム氏が今月2日に死去した。J1新潟が3日、発表した。享年74歳。かねてより前立腺がんで療養していたという。

 オランダ出身のバルコム氏は、1940年10月23日生まれ。75年まで3年間、日本リーグの読売クラブで監督を務め、93年にはV川崎(現東京V)のヘッドコーチとして日本一に貢献した。

 96年には新潟の前身であるアルビレオ新潟の初代監督に就任し、同年と翌97年に北信越リーグを連覇。98年1月には全国地域リーグ決勝大会を勝ち抜き、JFL昇格を達成。新潟監督を98年2月に退くと、その後はベルギー、イギリス、オランダのクラブでも監督として指揮を執った。

 ▼新潟・田村貢社長 フランツ・ファン・バルコム様ご逝去の報に触れ、心からお悔やみを申し上げます。私自身、新潟イレブンで選手としてプレーしていた際にご指導いただき、大変お世話になっていましたし、アルビレックス新潟の基礎・基盤を構築していただいた方です。そのお力がなければ、現在のアルビレックス新潟は想像もできず、悲しみにたえません。常にあたたかい愛情をアルビレックス新潟に注いでいただいたフランツ・ファン・バルコム様の想いを今後のクラブ発展につなげていくことが、恩返しだと思います。今後もクラブ一丸となり、まい進してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

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2015年9月3日のニュース