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プロ初先発の平尾が躍動!G大阪“総力戦”で価値あるドロー

[ 2015年9月3日 05:30 ]

名古屋戦の後半、ドリブル突破するG大阪・平尾(左は本多)

ナビスコ杯準々決勝第1戦 G大阪1―1名古屋

(9月2日 万博)
 ナビスコ杯準々決勝第1戦、ホームで名古屋と対戦したG大阪は1―1のドロー。代表と休養のため主力を大量に欠いた影響がピッチに出た。

 スクランブル布陣で臨んだG大阪が、ホームで最低限の結果を得た。前半6分にMF二川のゴールで先制。後半31分に同点弾を浴びながらも、試合終了間際にはDF今野が決定機を防ぐクリアを見せた。1―1の引き分けで第2戦へと折り返し、長谷川監督は「勝ちきれなかったけど、最低限のドローだった」と手応えを口にした。

 日本代表4人を欠き、連戦の疲労を考慮しMF遠藤らが欠場したため、DF今野を除き直近の湘南戦から先発10人を変更。ベンチを含めたメンバーは通常より1人少ない17人となり、台所事情の苦しさは明らかだった。だが、プロ初先発となった右サイドバックの平尾は積極的なプレー。それを支えるかのように二川が今季初ゴールを奪い、中盤の底に入ったMF明神の働きも光った。

 指揮官は若手の奮起を称えた上で「彼(明神)らがいたから次につながる引き分けを取ることができた」とベテランの選手たちを称えた。0―0でも敗退となる第2戦には、遠藤やパトリックら主力が戻ってくる予定。連覇への道のりは険しいものの、総力戦でつかんだドローを無駄にはできない。

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2015年9月3日のニュース