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開幕戦の本田は「幽霊」 退場余波39分で交代…地元紙酷評

[ 2015年8月25日 05:30 ]

<フィオレンティーナ・ACミラン>前半、攻め込む本田だったが…

セリエA第1節 ACミラン0―2フィオレンティーナ

(8月23日)
 ACミランの日本代表MF本田の開幕戦は不完全燃焼となった。23日、敵地でのフィオレンティーナ戦にトップ下で先発出場。だが前半36分、DFエリーが早くも2枚目の警告を受けて退場となると、同38分に失点。同39分にはDFサパタとの交代を命じられ、数的不利のあおりを受ける形でベンチに下がった。試合も0―2で敗れ黒星発進となった。

 試合後、ミハイロビッチ監督は「退場者が出るまではいいプレーができていた」と話したが、序盤から相手の激しいプレスに遭い、本田も守勢に回る場面が多かった。17日のイタリア杯3回戦セリエBペルージャ戦では1得点1アシストと結果を残し開幕戦のトップ下を勝ち取ったが、消化不良の内容となった。

 地元ガゼッタ・デロ・スポルト紙の採点は5・5点と辛め。「かなり後ろに下がっていた。ミランがラインを上げて攻め込むのに苦労していたことの証明。退場の後、犠牲になる」と論評。またトゥット・スポルト紙は「本田は幽霊のようだった。退場がなくても交代になって仕方のないパフォーマンスだった」と厳しかった。

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2015年8月25日のニュース