神戸・森岡　“御前試合”でアピールだ！新コンビ手応え

　ノってる司令塔が代表入りへアピールだ。神戸は１４日、２連勝のかかる湘南戦（１５日、ノエスタ）を前に神戸市西区で調整した。第２ステージ開幕戦の前節では清水相手にアウェーで５―０で圧勝。移籍初戦のＦＷレアンドロが看板通りの活躍でチームを勢いづけると、新助っ人の加入効果は周囲にも波及した。

　特に今季初めてトップ下に入ったＭＦ森岡は、持ち前のパス能力で思うままにチームを操り自らも１得点する活躍。「あれだけ起点になってくれると後ろはやりやすい」と新コンビに手応えを口にした。

　今節では日本代表監督のハリルホジッチが初めて神戸入りして湘南戦を観戦する。東アジア選手権予備登録メンバーに名を連ねるのは湘南ではＭＦ遠藤、神戸側はＤＦ岩波、そして背番号１０のＭＦだ。選出となればアギーレ前監督時代の昨年１１月以来となるだけに、「５０人という大枠に入っても特にはない。選ばれて実際にプレーしないと」と現監督では初となる招集に意欲を見せる。ネルシーニョ監督のもとで力強さを増した司令塔がハリルにもその攻撃センスを見せつける。