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関根 宇賀神“代役”に意欲!ホーム全勝Vへ左WBも極める

[ 2015年6月26日 08:30 ]

左WBで出場する可能性が出てきた浦和・関根は、加賀(中央)と競り合いながら攻め上がる

 浦和のMF関根が第1ステージ(S)最終節となる27日の新潟戦に左ウイングバック(WB)で起用される可能性が出てきた。25日の練習では出場停止の宇賀神に代わり従来の右WBから左WBに入り、右には平川が起用された。「見える景色は違うけど左も右もやれればプレーの幅が広がる」と意欲的だ。

 既にJ1新記録の16戦無敗で第1S優勝を決めたものの慢心はない。「ホームは全勝(8勝)なので勝ちにいきたい」と関根。見据えるは01年第2Sの鹿島以来となるホーム全勝Vだ。今季、左WBは5月23日の鹿島戦(2―1)で試合途中から一度だけ経験した。もともと利き足は右。鋭いカットインから右足で3戦連発弾を決め、開幕前から目標だった5得点にも王手をかけている。

 浦和の左サイドと言えば昨夏まで日本代表FW原口(ヘルタ)の主戦場で左からのカットインは代名詞だった。後継者として24番を背負う関根にも特別な一戦となる。24日にはその原口が練習場を訪れ、新潟戦も観戦予定だ。関根は「久しぶりで違和感があったたけど、変わってなくて良かった」と再会を喜んだ。今度はピッチ上から成長した姿を見せる。

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2015年6月26日のニュース