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バルサ退団の13歳、久保 FC東京ジュニアユース入団

[ 2015年5月15日 05:30 ]

FC東京U―15むさし入りが決まった久保建英

 東京五輪の星がFC東京入りした。FC東京の大金直樹社長(48)は14日、バルセロナの下部組織に所属していたMF久保建英(たけふさ、13)が同クラブのジュニアユースに入団したことを明かした。この日までにFC東京U―15むさしへの登録が完了した。

 久保は11年にバルセロナのテストに合格。動画サイトで卓越したテクニックが世界中で話題を呼び、“メッシの再来”と注目を集めた。だが、バルセロナがFIFAから18歳未満の選手の国際移籍や登録に違反があったとして14年に処分を受け、久保は1年以上も試合に出場できない状況が続いていた。4月上旬からFC東京の練習に参加し、入団が正式に決まった。

 大金社長は「17日の試合にも出られる」と、早ければ17日の関東ユース(U―15)リーグの大宮ジュニアユース戦でデビューすることを示唆。「いずれは日本代表、五輪代表を背負ってほしい」と期待した。

 久保は4月に13歳ながらU―15日本代表に初選出。インドネシア遠征に参加し、「圧倒的に走力が足りない」と課題を口にした上で、「2020年はまだまだ遠いので、日々努力していきたい。いつかそこに呼ばれたい」と話していた。日本のメッシは18歳で迎える2020年の東京五輪に向け、FC東京でレベルアップを図る。

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2015年5月15日のニュース