ハリル監督が再来日“欧州組よ、クラブで定位置獲れ”

欧州視察を終え再来日したハリルホジッチ監督

　日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督（６２）が９日、欧州組の視察を終えて日本に戻った。取材対応はなかったが、欧州滞在中に「ＧＯＡＬ」クロアチア版のインタビューに応じ「欧州でプレーする日本人は多いが、定期的に試合に出ていないのは大きな問題。個々に話をして、自分たちのクラブでレギュラーにならなければならないと伝えた。居場所を勝ち取るためにもっとハードワークしてほしい」などとコメント。所属クラブでの定位置確保を代表定着の条件に掲げた。

　指揮官は４月１８日に離日して、ドイツ、イタリア、イングランドなどに滞在。試合視察だけでなく、本田、長友のミラノ組や、長谷部、香川、乾らドイツ組を集めた食事会を各地で開催するなどコミュニケーションを深めた。休むことなく、１０日にはＦＣ東京―鹿島戦を視察予定。１１日には千葉県内でスタッフ会議を開き、国内組による千葉合宿（１２、１３日）の練習やミーティングの内容を詰める方針だ。