浦和　ＡＣＬの屈辱払しょく！関根＆武藤弾で首位キープ！

＜浦和・名古屋＞後半７分、ゴールを決め喜ぶ浦和・武藤　

Ｊ１第１Ｓ第７節第１日 浦和２―１名古屋

（4月25日 埼玉）
　Ｊ１第１ステージの第７節が行われ、首位の浦和はホームで名古屋と対戦。ＭＦ関根とＭＦ武藤のゴールで２―１と名古屋を下し、リーグ戦負けなしで首位を守った。

　ＡＣＬ１次リーグ敗退の屈辱を払しょくする勝利だった。浦和は前半３９分、ゴール前に入ったボールにズラタンが反応し関根へ。関根が折り返したボールはクリアされたが、そのボールを拾った関根がドリブルで自ら持ち込み左足でシュート。先制点を決めた。

　後半７分には右サイドを上がったＭＦ梅崎が高速クロス。ファーサイドからゴール前中央に駆け込んだ武藤が身体に当ててゴール。貴重な追加点を挙げた。

　守備陣も奮闘した。後半５分にはペナルティーエリア外でＧＫ西川が相手選手と１対１になる場面があったが、鋭い反応でボールをクリアしピンチを防いだ。後半ロスタイムにＭＦ田中に得点を許したが、好守を連発してリードを守り抜いた。

　リーグでは負けなしの浦和だが、ＡＣＬでは１勝もすることなく１戦を残して１次リーグ敗退が決まった。リーグ２戦連発の武藤は「ＡＣＬで負けてしまったのは残念」と悔しい気持ちを口にしたが、「リーグ戦でタイトルを獲って、来年のＡＣＬ出場権をつかんでリベンジしたい」と気持ちを切り替えてリーグ優勝を目指すことをホームのサポーターの前で誓っていた。