松本・反町監督、ホーム初白星に意欲「大きく流れが変わる」

Ｊ１第１Ｓ第７節 松本―仙台

（4月25日 松本）
　２５日に７位仙台とのリーグ戦を控える１５位の松本は２４日、松本市内で非公開練習を行った。これまでにアルウィンで公式戦４試合を消化し白星はなし。反町康治監督（５１）は「ホームで勝つと大きく流れが変わる」と力を込めた。

　４月は１勝１分け３敗と、Ｊ１の厳しさを味わっている松本。指揮官は「タイミング的に（チーム状況が）停滞している」。特にキャンプから取り組んできた組織的な守備のほころびが目立ち、４月はここまで９失点。「うろたえても仕方ない。同じベクトルを持ってトレーニングすることが大事」と話した。

　仙台には昨季まで松本でプレーしたＤＦ多々良とＦＷ山本が在籍。反町監督は「山本にやられた方が悔しいな」と、指揮官の愛のムチで育った若手ＦＷが出場した場合、恩返し弾だけは避けたいとこぼした。