×

浦和 雪辱ならず ペロトヴィッチ監督「昨年の終盤を思い出す」

[ 2015年3月1日 05:30 ]

富士ゼロックス・スーパー杯 浦和0―2G大阪

(2月28日 日産ス)
 セットプレー&カウンターのお決まりパターンで、またも浦和がタイトルを逃した。後半23分に相手の右CKを宇佐美にねじ込まれると、ロスタイムに槙野がパトリックにパスカットされて失点。リーグ優勝を阻まれた昨年11月のG大阪戦から公式戦1分け4敗と負の連鎖は越年で続く。

 しかも、その5試合の全9失点が後半に与えたものだ。試合終了を待たずにサポーターは席を立ち、終了後はブーイング。ペトロヴィッチ監督は「昨年の終盤を思い出させる敗戦」と表情を曇らせた。

 水原(韓国)に敗れた25日のACL初戦から中2日。指揮官は「26日の夕方に帰国したので実際は中1日だった」と24日にホームで初戦を終えたG大阪との日程差を敗因の一つに挙げたが、ターンオーバー制でACLから先発5人を入れ替えただけに言い訳にならない。

 「相手よりいいプレーをしたと自負している」と続けた指揮官だが、槙野は「結果が全て。受け止める。内容が良くて結果が出ていないのは一番危険」と危機感を募らせた。今季のスタートからいきなり、浦和に暗雲が垂れ込めている。

続きを表示

2015年3月1日のニュース