フォルラン“本気”居残りトレで自らダッシュなど２０分

　Ｊ２Ｃ大阪は９日、２次キャンプ地の宮崎に入り、紅白戦など実戦形式のトレーニングを行った。ＦＷフォルランは３トップの左でプレー。激しいゲームのあとには自らフィジカルコーチのもとに歩み寄り、１人で短い距離のダッシュやターンなどのメニューを２０分間こなした。

　チームの始動から２週間遅れ、今月３日に合流したばかりだが、和歌山キャンプでは主力ＦＷとしてプレーするなど早くも風格を漂わせている。宮崎キャンプ初日の居残りトレーニングも気合のあらわれだ。昨年はフォルラン専用ボディーガードとしてクラブ社員４人が配置されたが、今年はファン５０人ほどが見守る静かな環境で練習に集中。「Ｊ１に上げるために勝利につながるプレーをすることしかない」と繰り返す背番号１０が名誉挽回をもくろむ。