神戸ＭＦ森岡　新境地に手応え！今季は“前で”攻めの意識向上へ

　新境地に手応えだ。神戸は７日、キャンプ地の鹿児島で紅白戦を実施。３トップの右でプレーしたＭＦ森岡が１得点１アシストと結果を残した。トップ下に固定されパス出し役を担った昨季と違い、今季は前に位置を移すことで攻めの意識もより高まった。「去年よりも攻撃的なポジションに専念できている」と充実の表情を浮かべた。

　練習後にはネルシーニョ監督と話し込み、お互いの意見をぶつけあった。「まだチームとして機能していない部分でのやりづらさはある」と認めるように、この日も周囲との連係は決してスムーズではなかった。多彩なオプションを持つ名将は４―４―２や３バックなども練習に取り入れ適性を試している段階だ。ただ、どのシステムとなっても背番号１０が攻撃の中心。今季もチームの行方を左右する存在となる。