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J2水戸、中学年代の女子チーム設立発表 有望選手流出阻止へ

[ 2015年2月6日 18:12 ]

 J2水戸は6日、なでしこリーグ参入を目指す「MITO EIKO FC 茨城レディース」と提携し、育成年代の活動の場となるべく、「水戸ホーリーホック EIKO レディースU―15」チームを設立することになったと発表した。

 2011年に、なでしこジャパンが女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で初優勝。以来、日本の女子サッカー界は注目を集めることになった。だが、クラブは「その一方で、将来のなでしこジャパンやなでしこリーグを目指す女子サッカー選手の育成年代の環境は、十分とは言えません。特に茨城においては、女子サッカーの環境を求めて、多くの優秀な選手が県外に流出する現状があります」と現状を危惧。

 その課題を解決するため今回のチーム設立となったもので、「水戸ホーリーホックEIKO レディースU―15」は今年4月からスタート。現在小学6年生~中学2年生(15年度中学1年生~中学3年生)を対象に、3月にはセレクションを行うという。

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2015年2月6日のニュース