香川“大好き”アギーレ前監督へ「無罪証明してまた日本に来て」

アウクスブルク戦の後半、パスを出すドルトムントの香川（左）

ブンデスリーガ トルトムント０―１アウクスブルク

（2月4日）
　ドルトムントの日本代表ＭＦ香川が後半２７分からトップ下で途中出場したが不発に終わった。１月３１日のレバークーゼン戦では出場機会がなく、アジア杯後、初めての公式戦のピッチ。「点を取ることだけ」を意識して入ったが、後半４４分に左サイドからゴール前のムヒタリャンに左足クロスを合わせるなど好機を演出したものの、得点はなかった。

　「ゴール前にガンガン入り込んでいく展開だったので、（球が）こぼれてくるにおいがしていた。そこで取りたかった」と、反省したが、ボールは足についており、切れのあるターンも見せて復調気配。「凄くコンディションはいいですし、手応えは感じている。中２日なので次に切り替えたい」と敵地でのフライブルク戦を見据えた。

　アギーレ氏が日本代表監督から解任されたことには「ショッキングなニュース。情熱的な指導が大好きだった。まずは（無罪だというのを）証明して、また、日本に携わってくれたらと思ってます。僕たちはそれを信じて前を向いて、結果で示していくしかない」と、一層の奮起を誓っていた。