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豪州、延長激闘制し初開催初V!韓国“執念”の土壇場同点弾及ばず

[ 2015年1月31日 20:27 ]

延長前半15分、勝ち越しゴールを決めたトロイジ(右)に駆け寄り喜びを爆発させる豪州イレブン(AP)

 サッカーのアジア杯は31日、オーストラリアのシドニーで決勝が行われ、オーストラリアが延長の末、韓国を2-1で下して大会初開催初優勝を飾った。開催国チームの優勝は1992年の日本以来6大会ぶり。

 開始早々、体をぶつけ合う激しい展開。互いに決定機を決めきれない中、均衡が破れたのは前半45分。DFセインズバリーのスルーパスを受けたルオンゴがペナルティーエリア外の中央から右足でシュート。低い弾道でゴール右下に叩き込み待望の先制点を挙げた。

 今大会初失点を喫した韓国は、後半終了目前にFWイン・ジョンヒョプに代えDFキム・ジュヨンを投入してパワープレーからの打開を図る。するとロスタイム。MFソン・フンミンがペナルティーエリア中央から左足を振り抜いて同点ゴール。土壇場で延長戦に持ち込んだ。

 それでも延長15分、オーストラリアは、敵陣深くでボールを維持したFWジュリッチのクロスをMFトロイジが冷静に叩き込んで勝ち越し。延長後半にはこの1点を守り切り、8万人の大サポータの声援を受けながら歓喜の笛を聞いた。
 

 

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