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八百長告発受理ならアギーレ監督今後は「白紙」 原専務理事が強調

[ 2014年12月23日 06:05 ]

八百長問題渦中の日本代表・アギーレ監督

 日本代表のアギーレ監督がスペインリーグの八百長に関与したとして同国検察当局に告発された件で、日本協会の原専務理事は22日、告発がバレンシア裁判所に受理された場合、その後については「白紙」とすることを強調した。

 「仮に受理されたとして、捜査がどういうふうになるか調べてますが、確定してこうです、というのは分からない」。裁判所関係者によれば、11年5月のレバンテ―サラゴサ戦の八百長疑惑に関する告発は近日中にも受理される見通し。その場合、来年1月のアジア杯(オーストラリア)で指揮することへの影響は避けられず、辞任勧告、解任など進退問題が前倒しされる可能性は残る。

 また原専務理事は「(告発が)11枚のレターだけで、普通に考えれば少ない。予審判事の考えることですが、いつ受理されるかの情報は入っていない」とした。15日の告発後も指揮官と連絡は取っており、29日に始まる国内合宿前に予定する“釈明会見”については「あえてクリスマスにやるというのもね」と話し、会見は26日か27日の実施が有力となった。告発が受理され、捜査が本格化した場合も行う方針は変わらない。

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2014年12月23日のニュース