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C大阪 ファン・ソンホン氏と破談…来季監督人事は白紙に

[ 2014年11月20日 06:13 ]

 C大阪が来季の監督として正式オファーしていたクラブOBでKリーグ・浦項監督の黄善洪(ファン・ソンホン)氏(46)と、交渉が成立せず破談となったことが19日、分かった。前日夜に代理人と接触した宮本強化本部長は「黄善洪さんに正式にオファーをしていたけど、なくなりました」と説明。就任要請を受けられない旨を正式に伝えられたという。

 チームは現在17位。関係者によれば、黄善洪氏はJ2降格でも監督就任へやる気を見せており、年俸など条件面でも問題はなかったという。だが、浦項側との契約が来季以降も残っていただけに、その辺りで交渉が難航したと見られる。12月6日の最終節までに新監督を確定させる予定だったものの、監督人事が白紙になったことから宮本強化本部長は「状況は変わった。厳しいね」と撤回。長期化は避けられない見通しとなった。

 大熊監督はU―18監督を兼任しており、来季はユース部門へ戻ることが基本線。まず残り3試合で逆転残留を勝ち取ることが先決ながら、同時に来季の新体制を確立することも重要課題となっている。今後は国内外問わず幅広く人選を見直していくことになった。

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2014年11月20日のニュース