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リバプール、最下位QPRとの乱戦制す ロジャース監督「ラッキーだった」

[ 2014年10月20日 11:22 ]

決勝点となるオウンゴールが決まって喜ぶリバプールのFWスターリング(右)と主将MFジェラード(AP)

プレミアリーグ第8節

(10月19日)
 イングランド・プレミアリーグ第8節の2試合が19日に行われ、リバプールはアウェーでクイーンズパーク・レンジャーズ (QPR)を3―2で下した。1―1の後半42分から4ゴールが決まった乱戦をリバプールが制した。

 前半はホームのQPRに押される展開も、スコアレスで折り返すと、後半22分DFジョンソンの折り返しに相手DFダンのオウンゴールで先制。同42分FWバルガスに決められて追いつかれるが、3分後にカウンターからボールをつなぐと、最後はMFコウチーニョが決めて勝ち越し。

 しかし、わずか2分後にCKから再びバルガスに頭で決められて、2―2と追いつかれる。試合はこのまま引き分けで終わるかと思われたが、後半50分相手FKからコウチーニョがボールを奪うと、FWスターリングにスルーパスを出す。スターリングはゴール前に走り込んだFWバロテッリにボールを送ったが、これが相手DFコーカーの足に当たり、ゴールが決まった。

 オウンゴールが決勝点となり、リーグ戦2連勝を飾ったロジャース監督は「リズムをつかめず、動きも遅く、内容は良くなかった」と反省しつつ、「(勝てたのは)とてもラッキーだったが、シーズンは長い。良いプレーができない試合もある」と選手を称えた。敗れたQPRは3連敗で、勝ち点4で最下位を脱出できなかった。

 もう1試合は、ストークがホームでスウォンジーを2―1で下した。先制されたストークは前半のうちに追いつくと、後半31分アイルランド代表FWウォルターズのヘディングシュートで逆転して、逃げ切った。

 第8節の残り1試合は20日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドがアウェーでウェストブロミッジと対戦する。

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