バルサ、ナポリに敗れる…ネイマール欠場、膝蹴りスニガは途中出場

バルセロナに合流後、トレーニングに励むＦＷネイマール（ＡＰ）

親善試合 バルセロナ０―１ナポリ

（8月6日 スイス・ジュネーブ）
　スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナは６日、ジュネーブでイタリア・セリエＡのナポリと親善試合を行い、０―１で敗れた。Ｗ杯で負傷したバルセロナのＦＷネイマールは別メニュー調整で、ネイマールに膝蹴りでケガを負わせたナポリのＤＦスニガは後半２５分から出場した。

　クラブＯＢのルイス・エンリケを新指揮官に迎えたバルセロナは、５日に合流したＦＷメッシ、ＭＦマスケラーノらの出場はなく、スタメンにはＤＦピケ、ＭＦイニエスタらスペイン代表メンバーと、新加入ＭＦラキティッチ、ＧＫブラボらが名を連ねた。ナポリはＦＷカジェホン、ＭＦハムシク、ＦＷインシーネらが先発。

　試合はバルセロナが好機を作り出すも、シュートなど最後の精度に欠け０―０で進行。後半３５分、前半に好セーブを見せていたＧＫブラボが、バックパス処理をミス。クリアがペナルティーエリア外でＭＦジェマイリに渡ると、直接ロングシュートを打たれると、ブラボがキャッチできずに、手を弾いてゴールに吸い込まれた。その後はエバートン（イングランド）からレンタル復帰したＦＷデウロフェウらが果敢に攻めたが、追いつけずに０―１で敗れた。

　バルセロナはプレシーズン３試合目で初黒星。残り２試合の親善試合を行った後、２４日ホームでエルチェとのリーグ開幕戦を迎える。ナポリは１１日にパリＳＧ（フランス）との親善試合を行い、３１日アウェーでジェノアとのリーグ開幕戦を行う。