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J3降格危機のJ2富山社長交代 “進退伺”出した安間監督続投も…

[ 2014年7月16日 11:50 ]

 J2富山は15日、清原邦彦社長(66)が辞任し、後任社長に酒井英治取締役(59)が就任すると発表した。同日行われた取締役会で決定した。

 2009年4月に就任した清原前社長はクラブを通じ、「不本意な成績と不安定な経営状況下で酒井英治新社長に引き継ぐこととなり、大変申し訳なく思っております。どうか酒井社長への変わらぬご支援を宜しくお願い申し上げます」とコメントを発表。

 清原前社長と同じく北陸電力出身となる酒井新社長は、「一試合でも早くJ3降格の危機から抜け出すことができるよう、ひとつひとつの結果を着実に積み上げてまいります」などとしている。

 2009年にJ2へ参入した富山は毎年のように下位に低迷。今季は5月から6月にかけてクラブワースト記録を更新する9連敗を喫するなど、22チーム中最下位に沈み、J3降格危機に直面している。

 2010年9月から指揮を執る安間貴義監督(45)は今季前半戦が残り5試合となった時点で3勝できなければ自身の進退をクラブの判断に任せるとの“進退伺”を提出。条件は満たされなかったが、クラブは7月3日に続投を発表していた。

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2014年7月16日のニュース