×

中田氏 W杯現地で“おもてなし”「日本人の生き方を伝えたい」

[ 2014年6月2日 17:33 ]

「nakata.net Cafe2014@サンパウロ」レセプションに出席した中田英寿氏

 元サッカー日本代表の中田英寿氏(37)が2日、港区のブラジル大使館で行われた「nakata.net Cafe2014@サンパウロ」レセプションに出席。ブラジル大使のアンドレ コヘーア・ド・ゴーラ氏らと乾杯し、オープンを祝った。

 W杯開催国であるブラジルで人気のカフェ「Octavio」とコラボし、期間限定でサンパウロにオープン。中田氏自身が交渉し、集めたという伝統文化の日本代表メンバーが手がける日本酒、日本食、器、和菓子など提供し、日本文化を発信していく。

 2002年日韓W杯時から毎大会で国内にオープンさせてきたが、今回、初めて海外でのオープンとなる。中田氏は「僕の活動自体が日本の文化、食文化、伝統文化、工芸をいろいろ見て海外に発信していくことがメイン。今の段階なら海外、ブラジルでやるのがいいと思った。日本の素晴らしい食文化、日本酒、焼酎、器、神事を含めた日本人の生き方を伝えていきたい」と力を込める。

 5年間、全国各地を周り、さまざまな日本文化に触れてきた中田氏。「現時点でのオールジャパンといえるのでは。僕にとっての“おもてなし”は自分の家のように振る舞うこと。サンパウロは約100万人の日系人もおり、世界からW杯を機会に(サンパウロに)来られる方に、できる限り日本のファンになっていただいて、可能であれば、日本戦も応援していただけるように力になれれば」と話した。

続きを表示

2014年6月2日のニュース