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甲府、国立で開幕戦 記録的大雪で中銀スタジアム3・1間に合わず

[ 2014年2月22日 05:30 ]

除雪が進まない中銀スタジアムの写真を手にする佐々木(左)、城福監督

 記録的大雪の影響が残る甲府が、3月1日の鹿島とのホーム開幕戦の会場を東京・国立競技場に代替して開催することになった。21日にJリーグの中野専務理事らが開幕戦の会場だった甲府市内の山梨中銀スタジアムを視察。約40センチの積雪が残り、スタジアムが自衛隊などの防災基地となっていることから開催不可能と判断した。

 中止を決めたJリーグ側はリーグの公平性を最優先させるため、国立を第1候補として即座に代替開催の調整に入り、この日のうちに決定した。試合開始は当初の予定通り午後2時となる。甲府の海野会長は「山梨県内で開幕戦ができるところはない。第3節(3月15日、新潟戦)までには何とかしたい」と話した。

 甲府市内での練習が困難な状況が続くチームは今後も静岡県内で合宿を続ける方針。予定していた練習試合は軒並みキャンセルせざるを得ない状況だが、城福監督は「我々は寝て、食べて(練習が)やれる環境さえあれば、1日に向けて準備はできる。アクシデントを強いモチベーションに変えたい」と話した。

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2014年2月22日のニュース