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C大阪 試合中の選手データ計測、即スタジアムで発表

[ 2014年2月21日 05:30 ]

タグ・ホイヤーのセレッソ限定モデル腕時計を贈呈される(左から)山口、フォルラン、柿谷

 C大阪は20日、時計ブランド「タグ・ホイヤー」との公式タイムキーパー契約締結の会見を大阪市内のホテルで開いた。ウルグアイ代表FWフォルランを獲得し、観衆増とファンサービスの充実をもくろむクラブにとって、スポーツ界の時間計測で実績のある新スポンサー獲得は資金面以外でもメリットがある。

 その一例が、試合中の選手のデータを計測しスタジアム内で発表するJリーグでは異例の試みだ。W杯得点王を獲得したフォルランのシュートスピードなど、実際に数字として実感することが可能になる。また、ゲームを決めた最も決定的な瞬間を試合後に発表するアイデアも浮上している。

 会見には、左太もも前部を痛めているフォルラン、FW柿谷らが出席した。新主将のMF山口は「時計に負けないように世界の舞台で戦っていきます。今年は必ず優勝します」と力強く宣言。岡野社長も「真のグローバルクラブを目指して取り組んでいきたい」と話し、20周年を迎えるC大阪を世界の舞台へ導く覚悟を示した。

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2014年2月21日のニュース