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U21代表 決勝T進出!布陣変更でオーストラリアに4発大勝

[ 2014年1月17日 05:30 ]

<日本・オーストラリア>前半、先制ゴール決めて喜ぶ中島(右)と山中

 U―22アジア選手権(オマーン)の1次リーグC組第3戦が16日に行われ、16年リオデジャネイロ五輪を目指すU―21日本代表は首位のオーストラリアに4―0で大勝した。1勝2分けの勝ち点5として、同組2位で決勝トーナメント進出を決めた。20日の準々決勝ではD組首位のイラクと対戦する。

【試合結果 C組順位表】

 前半に畳み掛けた。18分、MF矢島の右クロスをMF中島が右足ダイレクトで蹴り込み先制。その6分後には左右でポジションチェンジしていた中島の右クロスを今度は矢島が右足で押し込んだ。前半終了間際には左サイドバックの山中のクロスを相手DFがオウンゴール。勝負は決した。

 14日のクウェート戦は「選手全員にチャンスを与えて経験を積ませるため」(手倉森監督)に、12日のイラク戦から先発を7人入れ替えたがスコアレスドロー。オーストラリアに勝たなければ自力突破の可能性がなくなったため、指揮官はベストメンバーを選択して臨んだ。布陣も4―4―2から4―1―4―1に変更。前のシステムではトップ下の位置に空いたスペースを使われピンチを招く場面もあったが、この日はそのスペースをきっちり埋めた。さらに2列目に4枚並ぶことで左右のMFが躍動。14日のイラン戦から先発全員を入れ替えたオーストラリア相手に結果を出した。

 「日本は試合をするたびに強くなっている。高みを目指していきたい」。指揮官は手応えをつかんで決勝トーナメントに向かう。

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