“禁断の移籍”だ！大宮の青木　浦和入りが決定的

浦和移籍が決定的となった大宮の青木

　大宮ＭＦ青木拓矢（２４）の浦和入りが決定的であることが１４日、分かった。同じさいたま市のライバルクラブである大宮から浦和への移籍は過去に例がなく“禁断の移籍”成立は間近だ。

　浦和は今季リーグ６位。最後の３試合で１２失点してＡＣＬ出場を逃すなど、巻き返しに向けて守備の強化が最優先されていた。複数の選手をリストアップする中、クラブ幹部は「大宮だとかライバルクラブだとかというのは関係ない」と球際に強く、技術もある青木を最も高く評価。柏との争奪戦を制した。１０年のアジア杯最終予選イエメン戦でＡ代表に招集された経験がある青木は今季２８試合に出場して４得点。リーグ新記録の２１試合連続無敗に貢献した。本格派ボランチの加入によって元日本代表ＭＦ阿部をセンターバックにコンバートできるなど、獲得のメリットは大きい。