Ｗ杯組み合わせ抽選、１０月版ＦＩＦＡランクでシード国を決定

ブラジルＷ杯組み合わせ抽選

（12月6日）
　Ｗ杯抽選で重要な役割を果たすのが、各代表の強さの目安となるＦＩＦＡランキングだ。

　今回は１０月１７日に発表されたものを基に、開催国ブラジルを除く上位７チーム（１位スペイン～７位スイス）がシード国に決定。直近の１１月版を採用しないのは公平を期したもの。１０月版の発表後には特定のチームだけが出場する欧州予選プレーオフや大陸間プレーオフなどがあり、ポルトガルは欧州予選プレーオフでスウェーデンに連勝して１０月の１４位から５位に急上昇している。

　ＦＩＦＡランキングは９２年１２月からスタート。過去４年間の国際Ａマッチの成績をポイント化してランク付けしている。基本のポイントは勝ちが３、引き分けが１、負けが０だが、Ｗ杯は係数が４倍になるなど重要な試合ほどポイントが高くなる。また直近の試合ほど重要視され、１年を過ぎるごとに係数は下がる。