×

香川、本職トップ下で先発も精彩欠く 定位置アピールならず

[ 2013年12月2日 05:30 ]

トットナム戦の前半、競り合うマンチェスターUの香川

プレミアリーグ・第13節 トットナム2―2マンチェスターU

(12月1日)
 マンチェスターUの日本代表MF香川真司(24)はトットナム戦にトップ下で先発したが、不完全燃焼に終わった。

 今季初めてトップ下で先発した11月27日の欧州CLレバークーゼン戦に続き、2試合連続で2列目の中央でプレー。「左サイドでも中央でも両方で高いものを示していきたい」と意気込んでいたが、中3日の厳しい日程もあり精彩を欠いた。

 前半5分にウェルベックとのワンツーで右サイドを突破するなど見せ場もつくったが、試合を通してボールに触る機会は少なく、簡単なパスミスも目立った。後半28分からは左サイドでプレーしたが、ゴールに絡むことができずに後半39分に途中交代。先発落ちが続いたシーズン序盤に比べて評価は確実に上がっているが、この日は存在感を示せなかった。

 負傷離脱中のFWファンペルシーが復帰すれば定位置争いは激化するだけに、トップ下でアピールに失敗したことは今後のチーム内競争に影響しかねない。試合は相手に先手を取られる厳しい展開の中、ルーニーの2得点で何とか引き分け。リーグ戦では2試合連続のドローとなった。

続きを表示

2013年12月2日のニュース