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香川 マンU同僚とガチ勝負だ!ベルギー戦は先発復帰濃厚

[ 2013年11月18日 05:30 ]

子供たちと交流し笑顔を見せる香川(右奥はザッケローニ監督)

国際親善試合 日本―ベルギー

(11月19日 ブリュッセル)
 日本代表の香川はチームのクールダウンには加わらず、山口とともにランニングのみの別調整を行った。

 右足に打撲を負ったため大事を取ったものだが「足の打撲だけなので、大したケガではない」と問題なしを強調した。中2日で迎えるベルギー戦は先発復帰が濃厚だ。後半開始から途中出場したオランダ戦では、後半33分に柿谷にスルーパスを通して決定機を演出。切れ味鋭いプレーを見せたが「1試合良くても次が悪ければW杯では勝てない。そういうのを見据えながら、しっかり頭をリセットしたい」と力を込めた。

 FIFAランク5位のベルギーはW杯ブラジル大会で第1シード入りが決まっている。日本は過去に出場したW杯で第1シードには全敗。開催国として日本が第1シードとなった02年日韓大会を除けば、98年フランス大会でアルゼンチンに0―1、06年ドイツ大会でブラジルに1―4、10年南アフリカ大会でオランダに0―1と力の差を見せつけられている。W杯で上位進出を果たすためには、第1シードは越えなければならない壁だ。

 ベルギーは14日の親善試合でコロンビアに0―2で敗戦。ホームでの連敗は許されないだけに、日本戦も本気モードでぶつかってくることは確実で、本大会を見据えた絶好のシミュレーションとなる。香川にとってはマンチェスターUでチームメートのフェライニとの直接対決。「チームメートと代表戦で対戦するのは何よりも楽しみ。でも個人の対決ではない。一試合一試合、強い思いを持って戦わないと自分たちは勝てない。試合に向けてしっかり準備をして、勝てるようにしたい」と決戦を見据えた。所属クラブで定位置を奪回したことで、コンディションは上がり試合勘も回復。不振を脱した背番号10に、もう迷いはない。

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