クラシコ前にカンプ・ノウで初の日本人カップル結婚式

　スペインの名門バルセロナの本拠地カンプ・ノウで、日本人カップルが初めて結婚式を挙げた。

　２５日にクラブの公式サイト（日本語版）が伝えたもので、Ｒマドリードとの「クラシコ」が行われる２日前の２４日に挙式したのは岸本さん夫妻。新郎の健也さんは、１５年にわたってリーグ戦、スペイン国王杯、欧州ＣＬとバルセロナの全試合を見ているという大ファンで「私の夢だった夢の場所で結婚できて本当に幸せです」。憧れのピッチの前で行われたセレモニーで、新婦の望さんと永遠の愛を誓った。

　カンプ・ノウでの結婚式は１１年から開始されたサービスで、費用は１８００ユーロ（約２４万円）からとリーズナブル。通常は入れない選手ロッカールームやＶＩＰゾーンで写真撮影を行えるほか、参列者は試合で使われる本物のベンチに座れるなどファンにはたまらない内容。優勝トロフィーの展示（１５００ユーロ＝約２０万円）、チームバスの貸し出し（１０００ユーロ＝約１３万円）などのマニアックなオプションもある。