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日本 U―17W杯、3連勝で1次L首位通過決定!!

[ 2013年10月25日 00:01 ]

<日本―チュニジア>相手選手と競り合うU―17日本代表の三竿(左)

 サッカー・U―17W杯は1次リーグ第3戦が24日、UAEで行われ、既に2連勝で決勝トーナメント進出を決めたD組の日本は勝ち点6で並ぶチュニジアと対戦。日本は前半ロスタイムに先制を許すと、試合終了間際にFW渡辺(前橋育英)の2戦連続のゴールなどで2点を返し、2―1で逆転勝利。D組首位通過を確定させ、28日の決勝トーナメント1回戦ではB、E、F組3位成績上位国との対戦が決まった。

 日本の先発メンバーは21日のベネズエラ戦から7人が入れ替わり、GK林(G大阪ユース)とFW杉森(名古屋ユース)が初出場となり、これで登録21人全員が1次リーグに登場。ベネズエラ戦で2得点したFW渡辺(前橋育英高)もスタメンに名を連ねた。

 日本は前2試合と同じく6割を超えるボール支配率を維持し、試合を優位に進めるもゴールが奪えない。スコアレスのまま前半終了かと思われたロスタイム、左サイドからペナルティエリア内にクロスを入れられると相手FWがエリア中央で後方へとボールを落とし、走り込んだドラジェが右足一閃。地をはうボールが自陣ゴール右隅へと突き刺さり、0―1で前半終了のホイッスル。

 1点を追う日本は後半開始からMF仲村(千葉U―18)に代えDF坂井(大分U―18)を投入。試合が進むにつれ足が止まり始めたチュニジア相手に攻勢をかけると後半20分、ペナルティエリア付近でボール受けた途中出場のFW杉本(帝京大可児高)が右足のキックフェイントから相手DFを交わし、左足でゴール左上隅を狙いシュート。しかしボールは惜しくもポストに阻まれてしまいゴールならず。

 ボールを支配するもなかなかチャンスの作れない日本だったが同42分、杉本(帝京大可児高)からのスルーパスを坂井(大分U―18)が相手DFラインの裏側で受けると、クリアしようとした相手DFと交錯。するとボールは相手ゴールへと転がり、そのままゴールイン。

 ラッキーな形でゴールを奪った日本はその後も優位に試合を進め同ロスタイム、MF水谷(清水ユース)の左サイドからのグラウンダーのクロスをペナルティエリア中央でFW渡辺(前橋育英)が右足で合わせ逆転ゴール。2-1で勝利した日本がD組首位通過を見事に決めた。

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2013年10月25日のニュース