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鹿島 今季ホーム初黒星で優勝戦線から後退

[ 2013年10月20日 06:00 ]

<鹿島・浦和>ガックリの鹿島イレブン

J1第29節 鹿島1―2浦和

(10月19日 カシマ)
 鹿島が約3年半ぶりに3万人超の観衆を集めたカシマスタジアムで、今季ホーム初黒星を喫して鹿島は優勝戦線から後退した。

 前半20分に左CKから失点。後半15分に挑発的な言葉に怒ったダヴィが森脇を押し倒して2度目の警告を受け退場すると、後半26分に追加点を許した。後半42分には大迫が左ボレーを決めたが、1点を返すのが精いっぱい。今季11勝2分けと不敗の本拠で昨年10月27日の清水戦以来約1年ぶりに敗れ、トニーニョ・セレーゾ監督は「率直な感想はがっかりした。ダヴィには自制心を持ってプレーするよう言っていたが」と肩を落とした。

 大迫は「10人になって難しくなった。相手は最初から退場させようとしているわけだから、(ダヴィは)挑発に乗ったら駄目」と厳しい表情を浮かべた。日本代表のザッケローニ監督が視察に訪れていたが、ゴールは指揮官がスタジアムを離れた直後。今季16点目はダブルの意味で“空砲”となった。5試合を残して首位・横浜との勝ち点差は6。09年以来4季ぶりの優勝に向け極めて厳しい状況に追い込まれた。

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2013年10月20日のニュース