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Aマッチ3戦連続得点中の本田、4戦連発なら5人目の偉業達成

[ 2013年10月11日 06:00 ]

居残り練習で本田が利き足ではない右足でシュートを放つ

国際親善試合 日本―セルビア

(10月11日 セルビア・ノビサド)
 トップ下で先発が濃厚な本田はセルビア戦で日本史上5人目の偉業に挑む。現在国際Aマッチ3戦連続得点中で4戦連続を達成すれば、渡辺正、釜本邦茂、木村和司、三浦知良に続く快挙となる。敵将ミハイロビッチ監督は現役時代に左足のFK名手として知られ、ラツィオに在籍した98年12月18日のサンプドリア戦では直接FKだけでハットトリックを達成。セリエA史上最多FK弾(27得点)を記録する偉大な存在だ。本田は同じレフティーキッカーの大先輩の前でFK弾を狙う。

 セルビアの登録メンバー24選手の平均身長は約1メートル84。FKを獲得しても高い壁が立ちはだかるが、勝機はある。今年6月からは契約するミズノ社と筑波大が共同研究した縦回転のスピン量がアップするスパイクを履き、一度高く上がってから急激に落下する「ドライブシュート」の習得に励んでおり魔球を披露する絶好の機会となる。相手守護神はくしくも名古屋監督のピクシーと同姓。GKストイコビッチからゴールをこじ開ければ、記録にも記憶にも残る一撃となる。

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2013年10月11日のニュース