名古屋　今季２度目の３連敗　終始攻勢も不発、指揮官「奇妙な感じ」

名古屋―川崎Ｆ　前半、競り合う川崎Ｆ大久保（左）と名古屋・ケネディ

Ｊ１第２７節 名古屋１―２川崎Ｆ

（9月28日 瑞穂陸）
　名古屋は５月に５連敗を喫して以来、２度目の３連敗。試合後はサポーターからブーイングを浴びた。終始攻勢ながら、試合終了間際の田中隼のゴールのみ。ストイコビッチ監督は「（敗戦は）奇妙な感じがする。ただ得点を決められないと罰を受けるということ」と静かに受け入れた。

　９試合負けなしから一転、１３位に後退した。闘莉王が負傷から５試合ぶりに復帰し、永井が今季初の先発出場と、メンバーを入れ替えた効果はなかった。指揮官は「闘争心もあり、指示したことは全て出してくれた。負け以上のものを得たと思う」と前向きに話した。

　▼名古屋・闘莉王　歯車がかみ合わない。勝利を見せられず、サポーターのブーイングも正しい。ただ、この日みたいな戦いをしていれば強い名古屋は戻ってくると思う。