湘南　降格圏脱出の絶好機逃す「その涙が成長につながればいい」

Ｊ１第２２節 湘南１―２甲府

（8月24日 ＢＭＷス）
　１６位湘南は１５位の甲府に屈し、降格圏脱出の絶好機を逃した。チョウ・キジェ監督は「われわれは逃げるわけにはいかない。ファイティングポーズをとり続ける」と言葉を絞り出した。

　前半１６分に先制を許したが、１０分後にＦＫの混戦から大野が同点とした。１―１となった後の最大の好機は後半２３分。高山がスルーパスに抜けてＧＫと１対１となったが右に外した。逸機が響き、その後に勝ち越された。監督は「高山は責任を感じて泣いて謝罪していた。その涙が成長につながればいい」と語った。