松田さん追悼試合に6300人　松本とＪリーグＯＢチーム

元サッカー日本代表の松田直樹さんの追悼試合を終え、ファンにあいさつする選手たち＝

　２０１１年８月に心筋梗塞のため３４歳で亡くなったサッカー元日本代表ＤＦ松田直樹さんの追悼試合が２日、長野県松本平広域公園総合球技場で行われ、松田さんが最後に所属したＪ２松本の２３歳以下の選手と、中山雅史氏らＪリーグのＯＢ選手が対戦した。

　「マツ・マツ・マツ」と記されたフラッグなどが掲げられた会場は、約６３００人の観衆で埋まった。

　入場料収入の一部は自動体外式除細動器（ＡＥＤ）の普及活動に充てられ、試合前には講習会も開かれた。福井市から来た会社員の石原広支さん（３９）は「今でも一番好きな選手。ここに来ると松田さんの熱いプレーを思い出す」と話した。