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クロップ監督もう“仕掛けた” 決勝直前に心理戦

[ 2013年5月25日 06:00 ]

決戦の地、ロンドンへ向かうドルトムントのクロップ監督

欧州CL決勝 ドルトムント―バイエルンM

(5月25日 ウェンブリー)
 欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝が25日にロンドンのウェンブリー競技場で行われ、史上初のドイツ対決でドルトムントとバイエルンMが激突する。

 ライバル同士の対戦を前に、ドルトムントのクロップ監督が“心理戦”をしかけた。UEFA公式サイトのインタビューで、バイエルンMが10、12年の決勝でともに敗れていることを指摘し「われわれがリードすれば、相手は“また(準優勝)か”と思うことだろう」と下馬評で有利と見られている相手に重圧をかけた。また、英紙ガーディアンのインタビューでは、ドルトムントのドイツ代表MFゲッツェの来季バイエルンM移籍を引き抜きと批判し「バイエルンはジェームズ・ボンドの映画の悪役だ」と語った。

 一方でバイエルンMは、ドルトムントに今季2勝2分けと負けなし。ザマー強化部長は「ドイツには言論の自由がある」と相手指揮官の挑発を受け流したが、MFシュバインシュタイガーは、相手司令塔の負傷欠場に「ゲッツェのような選手がいなければチームは弱くなるものだ」とチクリと言い返した。

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2013年5月25日のニュース