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日本、岡崎&ハーフナー弾でカナダ下す…ヨルダン戦には課題

[ 2013年3月23日 02:58 ]

<日本・カナダ>前半9分、岡崎が先制ゴールを決める

 サッカーの日本代表は22日(日本時間23日未明)、カタールのドーハでワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組のヨルダン戦(26日・アンマン)に向けた強化試合を行い、カナダ代表に2―1で勝った。前半9分にFW岡崎(シュツットガルト)のゴールで先制。後半13分にカナダに追いつかれたが、同29分にFWハーフナー(フィテッセ)のゴールで勝ち越した。

 大黒柱のMF本田(CSKAモスクワ)とDF長友(インテル・ミラノ)を欠く日本は、1トップが前田(磐田)でトップ下はMF香川(マンチェスターU)、左に乾(フランクフルト)、右は岡崎の布陣。長友代役の左サイドバックには酒井高(シュツットガルト)が初めて先発。体調不良の続いていたDF今野(G大阪)に代わるセンターバックには伊野波(磐田)が入った。

 日本は前半9分、クリアボールを拾った岡崎が相手DFをかわし、左足で冷静にループ気味にシュート。GKの頭を越え、ゴールマウスに吸い込まれた。ただ、その後はシュートを放つも枠をとらえきれず、追加点は奪えなかった。

 後半は前田とハーフナーが交代。岡崎に代わり中村(川崎F)が入り、トップ下、香川は左サイドへ。右サイドバックの内田に代わって駒野(磐田)が入った。後半13分、セットプレーから失点。ハーフナーのゴールで勝ち越したが、ヨルダン戦に向けて課題の残る内容となった。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が26位でカナダは68位。過去の対戦は2001年の1度だけで、この時は日本が3―0で勝っている。日本はヨルダン戦に勝つと、5大会連続のW杯本大会出場が決まる。

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