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なでしこパワー不足痛感「簡単に倒れていては…」

[ 2013年3月9日 06:00 ]

日本―ドイツ 前半、先制ゴールを許し、肩を落とす(左から)GK海堀、岩清水ら日本イレブン

アルガルベ杯1次リーグ 日本1-2ドイツ

(3月8日 パルシャル)
 なでしこジャパンがパワー不足を痛感した。序盤からフィジカルに勝る相手選手に競り合いで敗れボールを支配された。佐々木監督は国際Aマッチで自身初の3連敗で「(接触プレーで)簡単に倒れていてはサッカーにならない」と厳しい表情。

 相手に主導権を握られると前半7分、右サイドからクロスを上げられ、ゴール前の混戦からファイストに押し込まれた。1―1の後半10分にはマロジャンが超ロングシュート。前に出ていたGK海堀が飛び付いたが間に合わずに勝ち越された。

 雨により水の浮いたピッチも選手の自由を奪った。指揮官は「パワーのない選手が多く、あのピッチで(動きが)落ちてしまった部分はある。この状況は今後もあり得るので、参考にして次につなげたい」。永遠のテーマである欧米選手とのフィジカルの差。それを埋めなければ、再び世界の頂点に立つことはできない。

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2013年3月9日のニュース