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表彰式で号泣…陽子 3年後に雪辱を「あとは金しか残っていない」

[ 2012年9月9日 08:47 ]

<ナイジェリア・日本>前半、田中陽はゴールを決め笑顔を見せる

U-20女子W杯3位決定戦 日本2-1ナイジェリア

(9月8日 国立)
 3位決定戦でナイジェリアと対戦したヤングなでしこは、2―1で勝利し、初の銅メダルを獲得した。MF田中陽子(19=INAC神戸)は前半24分、先制の無回転ミドルを決めて、日本女子選手として世界大会での1大会最多となる6得点をマーク。試合後は「お世話になった人たちに結果で恩返しができたことが一番うれしい」と笑顔で話した。

 卒業証書がわりの銅メダルを首にかけた表彰式。喜びを爆発させる米国イレブンの姿を目の当たりにして、田中陽は思わず号泣し「悔しかった」と漏らした。ドイツに負けても一人だけ気丈に前を向いた19歳が見せた初めての涙だった。

 次の目標は15年W杯カナダ大会になでしこジャパンの主力として出場すること。「U―17で銀メダル、U―20は銅メダルを獲れた。あとは金メダルしか残っていない。金を狙っていく」。19歳のヒロインは早くも3年後に目を向け、きっぱり語った。

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2012年9月9日のニュース