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日本、遠藤弾で先制も…ベネズエラと引き分ける

[ 2012年8月15日 21:21 ]

<日本・ベネズエラ>前半、先制ゴールを決め、岡崎(左)に祝福される遠藤

 5大会連続のワールドカップ(W杯)出場を目指すサッカー日本代表は15日、札幌ドームでの国際親善試合、キリン・チャレンジカップでベネズエラ代表と対戦。前半14分にMF遠藤のゴールで先制し、1―0で前半を折り返したが、後半17分に失点し、1―1で引き分けた。

 ベネズエラはFIFAランク52位だが、南米選手権4位の難敵。日本にとっては9月11日にイラクと対戦するW杯アジア最終予選第4戦に向け、連係を確認する貴重な機会。日本は1トップに前田、トップ下には本田を起用。マンチェスター・ユナイテッド移籍後初の代表戦となる香川は左サイドに入った。

 また、イラク戦は出場停止となる今野、内田、栗原は招集見送り。センターバックは伊野波、吉田のコンビで、右サイドバックに駒野が入った守備がどう機能するかも注目された中、先制点はその駒野から。前半14分、右サイドをオーバーラップした駒野に本田がパス。ドリブルで右サイドを上がった駒野のグラウンンダーのクロスを遠藤がきっちりと押し込んだ。

 遠藤の代表でのゴールは2010年W杯南アフリカ大会のデンマーク戦以来、約2年ぶり。

 日本は後半、伊野波に代えて水本を投入。同17分に右サイドを突破され、フェドールにゴールを決められた。直後に日本は長谷部に代えて細貝を投入。さらに29分には前田、岡崎に代えて中村、藤本を投入し、1トップには本田が入ったが、得点を奪えなかった。

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