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香川 次はA代表の番!なでしこ、U23に負けない「一番上の代表も結果を」

[ 2012年8月14日 06:00 ]

練習中に笑顔を見せる香川(右)と長友

キリンチャレンジ 日本―ベネズエラ

(8月15日 札幌ド)
 日本代表は13日、親善試合ベネズエラ戦(15日、札幌ド)に向けて札幌市内で合宿をスタートした。女子が銀メダル、男子が4強と活躍したロンドン五輪直後の国際Aマッチ。左MFでの先発が確実なMF香川真司(23=マンチェスターU)は、日本サッカーに対する国内外からの注目をより一層高めるためにも、結果と内容にこだわる決意を示した。

 居残りでシュートを打ち続ける香川の背中には日本サッカーを背負う使命感が漂っていた。ベネズエラ戦は9月11日のW杯アジア最終予選イラク戦に向けた強化試合。欧州組を加え連係を高めると同時に宮市、酒井ら新戦力を試す機会でもある。だが背番号10はこの試合がそれ以上の意味を持つことを自覚していた。

 「ロンドン五輪で男女ともに活躍して日本のファンの期待も高まっている。さらに日本のサッカーを盛り上げるために、一番上の代表も結果を残さないといけない」

 A代表との兼ね合いやマンチェスターU移籍直後という事情もあり招集を見送られたが、香川も本来は関塚ジャパン世代。自らは既にザックジャパンの中心だが「国際舞台で日本を代表して戦うことは世代に関係なく素晴らしい」と刺激を受けた。1次リーグ突破後にはマンチェスター市内の日本食レストランでチームと遭遇して激励。新天地の本拠オールド・トラフォードで永井、吉田、大津に自身より先にゴールを決められたことも発奮材料になっている。

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2012年8月14日のニュース