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“グラスゴーの奇跡”起きた!関塚ジャパン スペイン撃破

[ 2012年7月27日 00:19 ]

<日本―スペイン>前半、先制ゴールを決め喜ぶ大津(7)と(右へ)吉田、酒井宏、東。左端は清武

 ロンドン五輪のサッカー男子で1次リーグD組の日本は、英国のグラスゴーで優勝候補のスペインを1―0で破る金星を挙げ、勝ち点3を物にした。前半34分、CKから中央で大津が右足で合わせ、先制ゴールを決め、これが決勝点をなった。

 先発は、永井の1トップ。21日の強化試合のメキシコ戦で決勝点を挙げた大津大、清武、OA枠の吉田、徳永らがスタメンに名を連ねたが、宇佐美はベンチスタートとなった。

 攻めるスペインに対し、よく守っていた日本は前半34分、扇原の左足で巻くように蹴った右CKに、ゴールで大津が右足で合わせ先制点を挙げた。その後、スペインのイニゴ・マルティネスが永井を倒し、レッドカードで一発退場。日本は数的にも優位に立ち、1-0で前半を終えた。

 後半、日本は得点を挙げた大津に代え斎藤を投入。何度も攻撃を仕掛けながら、なかなか追加点に結び付けられなかったが、1-0で試合を終えた。日本は2004年アテネ五輪以来2大会ぶりの白星で、優勝候補のブラジルを破った1996年アトランタ五輪の「マイアミの奇跡」の再現となった。

 日本と同組のモロッコとホンジュラスは、2―2で引き分けた。日本は29日(日本時間30日)、モロッコと第2戦を行う。1次リーグは16チームが4組に分かれて行い、各組上位2チームが準々決勝に進む。

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