ロナウドが決めた！ポルトガル　２大会ぶりベスト４進出

＜チェコ０―１ポルトガル＞決勝弾を決めたポルトガル代表のＦＷロナウド

欧州選手権準々決勝 チェコ０―１ポルトガル

（6月21日）
　ポーランドとウクライナが共催するサッカーの欧州選手権は２１日（日本時間２２日）、準々決勝の１試合が行われ、ポルトガルがチェコを１―０で下し、準決勝進出を決めた。
【試合速報】

　グループＡ１位のチェコと、“死の組”を２位で突破したポルトガルの対戦は、慎重な入りをしたポルトガルに対して、チェコが積極的にしかける。しかし、時間に経つにつれて、ポルトガルが優勢になると、ロナウドが何度となく好機をむかえる。

　前半３３分、ＦＷロナウドがオーバーヘッドシュートを放つが、ゴール右に外れる。前半ロスタイムには、ペナルティーエリア内でボールを受けたロナウドが、胸トラップから切り返して放ったシュートはゴールポストに当たり決まらない。

　後半開始から、ポルトガルの一方的な展開になる。次々とゴールに迫るが、ＧＫツェフのセーブなどでゴールを割れない。

　同３４分、右サイドを突破したモウティーニョのクロスに、ゴール前でロナウドが頭で合わせて、ポルトガルがついに先制する。

　試合はこのまま終了し、ポルトガルが準優勝した０４年大会以来２大会ぶりとなるベスト４進出を決めた。