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6冠へ正念場…メッシ不発、バルサCL17戦ぶり黒星

[ 2012年4月20日 06:00 ]

<チェルシー・バルセロナ>シュートが決まらず敗戦、渋い表情を浮かべるメッシ

欧州CL準決勝第1戦 バルセロナ0―1チェルシー

(4月18日)
 メッシが不発でバルセロナがCL17戦ぶりの黒星を喫した。相手を19本も上回る24本のシュートを浴びせながら、不運と厳しい守備に阻まれて予想外の零敗。グアルディオラ監督は「これがサッカーだ。次もシュートを24本放ち、今度はゴールを決めたい」と漏らした。

 前半9分にFWサンチェスが守備陣の裏に抜けてループシュート。これがバーに阻まれると、相手GKツェフの好守もあってゴールが遠い。後半ロスタイムにはペドロのシュートが右ポストにはじかれた。国内リーグで最多記録に並ぶ10戦連発中のメッシも堅守に手を焼いて神懸かりなプレーが影を潜めた。ゴール付近で決定機に持ち込めなかった。チェルシー戦に限れば、7戦連続で無得点に終わっている。さらに前半終了間際に足を滑らせ、右脚の付け根を押さえて倒れ込んだ。立ち上がってプレーを再開したが、直後に奪われたボールが失点につながった。

 21日には国内リーグで勝ち点4差の首位Rマドリードと「クラシコ」を控える。優勝の行方を占う直接対決に続き、24日には逆転突破を狙うCLでチェルシーとの第2戦。大一番が続く中でエースが輝きを取り戻せるか。6冠の可能性を残すバルサが正念場を迎えた。

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2012年4月20日のニュース