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関塚監督2トップに手応え 本番用オプションをテスト

[ 2012年4月12日 06:00 ]

<仙台・U23日本代表>後半、シュートを放つ杉本(奥は宮吉)

練習試合  U―23日本代表候補1―0仙台

(4月11日 ユアスタ)
 関塚監督は五輪本番用のオプションとして2トップをテストした。関塚ジャパンは10年アジア大会や親善試合などでは4―4―2を使ったこともあるが、五輪予選は一貫して4―2―3―1で戦ってきた。しかし世界の強豪との対戦に備え、前線の人数を増やし攻撃に幅を持たせる選択肢として再び4―4―2を試した。

 試合前のミーティングで選手に「0―0、0―1の場合、2トップでやることもある。そのために選手を代える」と説明した指揮官は前半35分に宮吉を投入し、大迫とコンビを組ませた。宮吉と杉本を前線に据えた後半には宮吉がゴール。大迫は「バランスが悪かった」と話し改善の余地はあるが、関塚監督は「前半は(2トップを試したのが)10分と短い時間で点は取れなかったけど、積み上げていくことが大事」と手応えを強調した。所属クラブで2トップを経験している選手も多く戸惑いは少ない。茨田は「前(FW)の2枚が裏を狙ってくれているのでやりやすかった」と歓迎した。

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